親戚づきあいがめんどくさいと感じるのは「素で関わりすぎ」だから
「親戚づきあい、正直めんどくさい」
そう感じているのはあなただけではありません。
年に数回の集まりなのに、終わったあとグッタリしてしまう。
気を使うし、話も合わせないといけない。相手によってはマウント気味に来る人もいて、ただ座ってるだけでも疲れる…。
でも、それって「本当の自分」で無理に向き合いすぎてるのかもしれません。
親戚は“絶妙に遠い他人”。だからこそ、距離感を取ってうまく付き合うコツが必要なんです。
親戚づきあいが疲れる人に足りないのは“割り切り力”
仲良くしなきゃ、と思うほどしんどい
「せっかくなんだから良い関係を築きたい」
「義実家でうまくやらなきゃ」
そんな思いが強いほど、自分にプレッシャーをかけてしまいます。
でも、そもそも価値観も、育ってきた環境も違う人たち。全員とうまくやるのは無理です。
仕事仲間くらいの距離感で接するとうまくいく
親戚は、“冠婚葬祭”という仕事を一緒にこなすチーム。
そう思って接してみると、だいぶ気がラクになります。
- 最低限の礼儀は守る
- 愛想は見せるけど深入りしない
- 表面上だけでも“いい人”をやっておく
それくらいでちょうどいいんです。
「いい人」を演じるスイッチ、3つのコツ
① 時間を決める:3時間だけスイッチON
義実家や親戚の集まりがあるときは、「最初の3時間だけ頑張る」と決めておきます。
時間を区切ると気持ちが楽になりますし、「あと〇時間で帰れる」と思えば耐えられます。
② リアクションはテンプレでOK
- 「そうなんですね〜」
- 「さすがです〜」
- 「へぇ〜、知らなかったです」
毎回気の利いたことを言おうとしなくて大丈夫。
「聞き役に徹して、適当にうなずくだけ」でも十分、いい印象になります。
③ 「これは演技」と決めてしまう
親戚づきあいは“舞台”。
自分は今、役を演じてるだけ——そう割り切るだけで、心のダメージは減ります。
「いい人を装ってる自分がイヤ…」と思わなくても大丈夫。
自分を守るための演技だと考えれば、それも立派なセルフケアです。
義実家や法事で実践できる演じ方の具体例
たとえば義実家に行くときは:
- 家を出る前に“好感度スイッチON”
- お皿洗いやお手伝いは無心でやりきる!(ここはめっちゃ精神論💦)
- 雑談は相槌中心。広げすぎない
- 疲れてきたら「ちょっと頭痛が…」とフェードアウト
完璧な親戚になろうとする必要はありません。
“そこそこ感じのいい人”を3時間だけ演じて帰れば、それで十分です。
それでもしんどいなら、“お墓問題”が関係しているかも?
実は、親戚づきあいのストレスを根本から引き起こしている原因が「お墓」だった、というケースも少なくありません。
- お盆・お彼岸になると「墓掃除どうする?」と連絡が来る
- 誰も住んでいない実家のお墓の管理を自分だけが負担
- 法事や集まりのきっかけがいつもお墓
「親戚づきあいを終わらせたい」と思っても、お墓があることで関係が続いてしまう。
そんな悩みを持つ人が、いま少しずつ“墓じまい”という選択をするようになってきています。
気になる方は、以下の記事で詳しく紹介しています。
まとめ:親戚づきあいは「ラクする工夫」と「見直し」で変わる
- 素の自分で全部受け止めるのはしんどい
- 「3時間だけいい人スイッチ」を活用する
- 舞台だと思って“演じる”のは自分を守る方法
- どうしても繰り返される悩みがあるなら「お墓問題」も視野に
親戚づきあいがめんどくさい、と感じるのは当然です。
でも、割り切り方次第で、少しラクになるはず。
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