ダイニングテーブルを選ぶとき、四角いテーブルと丸いテーブルのどちらにするか悩む方も多いでしょう。特に、「丸いダイニングテーブルは使いにくいのでは?」と不安を感じる人もいるかもしれません。
そこで今回は、丸いダイニングテーブルの使い勝手について、メリット・デメリットの両面から解説します。さらに、使いにくさを感じにくくする工夫についても紹介するので、ぜひ参考にしてください!
1. 丸いダイニングテーブルのデメリットとは?
丸いダイニングテーブルにはおしゃれなデザインが多いですが、一方で使いにくさを感じる場面もあります。ここでは、よく挙げられるデメリットを紹介します。
1-1. 壁付けしにくい
丸いテーブルは角がないため、壁にぴったりとつけることが難しいです。
そのため、狭いダイニングでは配置に困ることがあります。
解決策
- 壁際ではなく、部屋の中央や少し余裕のあるスペースに配置する
- 半円形のテーブルを選んで壁付けする
1-2. スペースを取りやすい
四角いテーブルに比べると、同じ人数が座る場合でも丸いテーブルの方が広いスペースを必要とします。特に、直径が小さいと中央部分に物を置いたときに手が届きにくくなります。
解決策
- 必要な人数に合わせて適切なサイズを選ぶ(目安:4人なら直径100〜120cm)
- 回転トレーを活用する
1-3. つなげて使うのが難しい
四角いテーブルなら2台並べて大きく使うこともできますが、丸いテーブルはそうしたレイアウトが難しいです。そのため、大人数で使う場合に不便を感じることがあります。
解決策
- エクステンション(伸長式)タイプの丸テーブルを選ぶ
- 補助テーブルを用意して臨機応変に対応する
2. それでも丸いダイニングテーブルが人気の理由
使いにくいと感じる点もある丸いテーブルですが、それでも根強い人気があります。ここでは、丸いテーブルならではの魅力を紹介します。
2-1. 圧迫感が少なく、おしゃれ
丸いフォルムは柔らかい印象を与え、空間を広く見せる効果があります。
また、角がないため、動線がスムーズで、狭い部屋でも圧迫感が出にくいです。
2-2. コミュニケーションがとりやすい
円形テーブルでは、全員が中心を向く形になるため、会話がしやすくなります。
誰かが端に追いやられることがなく、家族や友人との食事がより楽しくなります。
2-3. 小さな子どもがいても安心
角がないため、小さな子どもがぶつかってケガをするリスクが少なく、安全性が高いのもメリットです。
3. 丸いダイニングテーブルを使いやすくする工夫
丸いダイニングテーブルを快適に使うためには、いくつかの工夫が必要です。
3-1. 適切なサイズを選ぶ
丸テーブルは小さすぎると使いづらく、大きすぎるとスペースを取りすぎます。
目安として、人数ごとの直径サイズを参考にしましょう。
- 2人:直径80〜90cm
- 4人:直径100〜120cm
- 6人:直径130〜150cm
3-2. 回転トレーを活用する
中央に置いた料理や調味料を取りやすくするために、回転トレーを使うのもおすすめです。これがあれば、手を伸ばさなくてもスムーズに食事が楽しめます。
3-3. 椅子の数を調整する
丸テーブルにぴったり収まる椅子の数を考慮し、必要に応じてスツールなどを用意すると、柔軟に対応できます。
4. 丸いダイニングテーブルはこんな人におすすめ!
丸いダイニングテーブルの使い勝手を考えたうえで、どんな人に向いているのかをまとめました。
4-1. 家族や友人との会話を重視する人
円形テーブルは、全員が対等な位置関係になり、会話が弾みやすい特徴があります。家族団らんやホームパーティーを楽しみたい方にぴったりです。
4-2. 部屋を広く見せたい人
角がない分、空間にゆとりが生まれ、部屋を広く見せる効果があります。狭いダイニングでも圧迫感を軽減したい方におすすめです。
4-3. 小さな子どもがいる家庭
角がないことで、子どもがぶつかってケガをするリスクが少なくなります。安全性を重視するご家庭に最適です。
まとめ
丸いダイニングテーブルには、「壁付けしにくい」「スペースを取りやすい」といったデメリットがあるものの、「コミュニケーションがとりやすい」「おしゃれで圧迫感が少ない」といった魅力もたくさんあります。
「使いにくいかも…」と不安な方は、適切なサイズを選び、回転トレーを活用するなどの工夫をすることで、快適に使うことができます。
自分のライフスタイルに合ったテーブルを選んで、快適なダイニング空間を作りましょう!
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